●子どもの姿勢改善・集中力アップには体幹を鍛えるのが効果的!?
子育てをしていると、食事や学習の場面で「子どもの姿勢が悪くて気になるけど、どうしたらいいの…?」と悩むことありませんか?
姿勢が崩れると寝転がってしまったり、集中力が続かないことも…
実はそのお悩み、体幹を鍛えると改善するかもしれません。
体幹トレーニングは、プロのアスリートだけでなく、子どもから大人まですべての人ができる運動です。
とくに、子どもの遊びの中に体幹トレーニングを取り入れることで、運動能力の基礎が身につきます。
遊びを通じて楽しく体幹を鍛えることができれば、自然と姿勢も改善されます。
今回は、子どもが遊びながら体幹トレーニングをするメリットと、おすすめのS A N T A Sの遊具をご紹介します。
体幹トレーニングを取り入れることで、子どもの姿勢改善や集中力アップ、そして運動能力の向上を目指しましょう。
体幹トレーニングは体を支える土台部分の筋肉を鍛えることができ、姿勢が改善され基礎代謝も上がるでしょう。
日常動作がスムーズになり心肺機能も向上し、持久力アップにもつながります。下記に5つのメリットを解説します。
猫背は、長時間座っていたり、スマートフォン・タブレットの使用などによる姿勢の悪さが原因となります。
また、体幹の筋力が不足していると、自然と背中が丸くなりがちです。
猫背になると肺が圧迫され、深い呼吸がしづらくなります。これにより、酸素の取り込みが減少し、体全体の機能が低下します。
成長期の子どもは姿勢が崩れやすく、猫背になりがちです。体幹トレーニングを行うことで、腹筋、背筋、腰周りの筋肉がバランスよく強化できます。
これにより、正しい姿勢を維持するための筋力がつきます。特に、姿勢を支える筋肉が強くなると、自然と背筋が伸び、猫背が改善されます。
体幹トレーニングを続けると、自然と正しい姿勢を保つことができるようになります。
正しい姿勢とは、横から見たときに背中から腰にかけてS字カーブを描いている状態を指します。この姿勢をキープすることで、全身の血流が良くなり、酸素が体の隅々まで行き渡ります。
これにより脳の活動が活性化し、集中力の向上につながります。
また、体幹が鍛えられていないと、じっと座っていることをつらく感じてしまうことがあります。
「長時間座っているのが苦痛…」というお子さんは、体幹を鍛える必要があるかもしれません。
集中力を高め、効率的に作業を進めるためにも、日常的に体幹を鍛えることをおすすめします。
子どもは活発に動き回るため、転倒や怪我などリスクはどうしてもなくすことはできません。
しかし、体幹を鍛えることでバランス感覚を強化し、怪我のリスクを軽減することはできます。
体幹は、身体の中心部に位置し、全身の動きを支える重要な役割を担っています。バランス感覚が良くなると、日常生活やスポーツでの転倒や不安定な動きによる怪我を防ぐことができます。
さらに、体幹の筋肉が強化されることで、身体全体の安定性が向上します。これにより、急な動きや方向転換が必要な場面でも、体が安定して動くことができ、関節や筋肉に無理な負担がかかりにくくなります。
体幹は運動の基盤であり、体幹が強いと全身の動きがスムーズになります。
子どもがさまざまなスポーツや遊びに挑戦する際、体幹がしっかりしていると、走る、跳ぶ、投げるといった基本的な動作が上手になり、運動能力が向上します。
体幹が鍛えられると、体を動かすことが楽しくなり、外遊びへの意欲が高まります。
外遊びは、自然と触れ合う機会を増やし、感受性や創造力を育むだけでなく、体力や運動能力を高める良い機会でもあります。
自然の中で遊ぶことで、子どもたちはさまざまな刺激を受け、心身の成長に繋がります。体幹を鍛えて、外遊びをより楽しく、安全にできるようにしましょう。
体幹トレーニングを通じて、運動の楽しさを知ることで、子どもたちは自発的に体を動かすようになります。
スマホやゲームだけでなく、外で体を動かす遊びをすることで健康的な生活習慣が身につきます。自発的な運動習慣は、この先一生涯にわたって健康の基盤を築くのに役立ちます。
ここまで体幹を鍛えるメリットをご紹介しましたが、こういったメリットがあるから子どもに取り組ませたくても、運動が苦手で、なかなかトレーニングに気乗りしない子もいます。
そんな場合でも、遊びながら鍛えるなら取り組めることもあります。
体幹トレーニングをするのにオススメの時期は、9~12歳くらいの「ゴールデンエイジ」。
運動能力がグッと伸び、体の使い方や動作、スキルを短時間で覚えるやすい時期です。
体幹は運動能力において重要とされています。ゴールデンエイジの時期に積極的に遊びやスポーツに取り組みながら体感を鍛えることがオススメです。
5~9歳くらいの「プレゴールデンエイジ」とよばれる時期に体幹トレーニングを始めるのも良いでしょう。
体の神経が発達し、リズムやバランスなどの基本的な動きを習得し始めるこの時期から体幹トレーニングをすると、体がしっかりと支えられるようになり、将来的にも運動能力が高まるでしょう。
体幹トレーニングをはじめるのは早ければ早いほど良いとも言われますが、子どもに無理なく楽しく行うようにすることが大切です。
座っているまたは立っている大人に子どもがよじ登る遊びです。子どもが自分の体を腕で支えながらしがみついて登る動作により、自然に体幹が鍛えられます。
子どもの体が大きくなると、大人も支えることが難しくなるので、5~6歳ごろまでにおすすめの遊びです。
片足で体のバランスを保ったり、姿勢を維持したりする運動の繰り返しは、自然に体幹を育むことができる遊びです。体幹を鍛えるなら、ぜひ取り入れたい遊びのひとつです。
長い1本の線上の端と端から同時にスタートしてバランスを取りながら歩き、ぶつかったらじゃんけんをします。負けたほうはまたスタートに戻り歩き直すというゲームです。
バランス感覚はもちろん、体幹も鍛えることができます。少し高さのあるブロックや平均台を使用するのもオススメです。
なわとびは、体をバランスよく発達させることができます。
簡単な前とびからはじめて、慣れてきたら後ろとびやあやとび、二重とびなどレベルアップしていく楽しさもあります。
その場で片足をおへその位置まで上げ、何秒維持できるか挑戦します。左右両方30秒キープします。
手押し車のポーズをとり、大人が足首を持ちます。
肩から足首までが一直線になるようにキープし、「お尻が上がるor下がる」ことなく20秒キープできたらクリアです。
子どもはうつ伏せから手をついて背を逸らし、親は横からボールを転がす。
ボールが来たら手足で体を支えてトンネルを作りお尻を上げる。
ボールに当たらないようにタイミングよくお尻を上げよう
お尻を上げ下げすることによる、腹筋や背筋などの体幹のトレーニングです。ボールの位置や速度を把握して反応する必要があり、目と体の協調を同時に鍛えることができます。
発達障害があったり、体幹が弱いと感じる場合は、「怠けている」「やる気がないのでは?」と間違った評価を受けてしまうこともあります。
そのような場合は、大人が気づきにくい悩みを抱えているかもしれません。思うように身体が動かせなかったり、良い姿勢を取りたくても力の入れ方が分からずに、姿勢が崩れてしまうことがあります。
うまく気持ちを表現できずにいるうちに運動や遊びなどの体を動かすこと自体が嫌いになり、自信を失ってしまう原因につながる可能性もあります。
そんな場合も、まずは楽しく、できることから始めてみましょう!
小さな成功体験を少しずつ積むことで、自己肯定感を育み、次第に運動への苦手意識が減ってくることでしょう。
チェアとしても使える遊具ですが、階段を上がったり降りたりする動きをすることで、バランス感覚を養い、手軽に体感を鍛えることができます。
カラフルなデザインで見た目にも楽しめます。
登り降りしたり、片足立ちバランスをしたりして遊ぶことで体幹を鍛えられます。
シンプルなデザインだからこそ、アイデアを工夫すればさまざまな遊びを作り出すこともできます。
まだプレゴールデンエイジ(5~9歳)より小さいお子さんなら、またがって遊ぶだけでも体幹トレーニングになる遊具。
馬にまたがる遊びは、子どもも自発的に取り組みやすいのでオススメです。
見た目にも可愛いデザインはインテリアのポイントにもなります。
今回は、体幹トレニーングの方法やおすすめのS A N T A Sの遊具をご紹介しました。
ご家庭でも気軽に楽しく遊びながら鍛えられるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。